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果物の王様「ドリアン」について

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出張で行った上海で「ドリアン」を食べました。

 

私自身、かなり大変でしたから、女性におすすめできるかは疑問ですが・・・。

まぁ、顛末を書いてみたいと思います。

 

以前から、噂は聞いていたドリアンですが、良い噂ではありませんでした。

 

有名なのは、その匂いでしょう。

漁船に乗っていた父が、インドネシアでは、

 

船が島に入港すると、もう臭う

 

と言っていて、あまりの悪臭に「自分では食べなかった」と聞きました。
そこまでの悪臭を放つフルーツ・・・ちょっと信じられません。

 

しかし、なにしろ「王様」と言われる果物です。

機会があったら、一度は食べてみたいですよね?

 

そして私は、出張で行った中国・上海のウォールマートで、青果売り場の台に山積みとなったドリアンを見たのでした。
ちょっと想像してみてください。
ウォールマートですよ?

 

外見上は、日本にあるのと同じ様な高層ビルで、支払いは皆、レジでカード払いです。

「あんまり、日本と変わらないね」と、高を括って見て回っていた自分が、いきなりドリアン山積み!を見たら・・・。

 

近寄って見てみると、タコ糸の様な細くて丈夫な糸が絡めてありました。

ドリアンは大きくて重い上に、全体がトゲトゲしています。

 

だから、この紐でぶら下げて持ち帰るのでしょう。

よっぽど、1つ買おうと思ったのですが、その日は、かなり良いホテルに泊まっていました。

 

高級ホテルだと「ドリアン持ち込み禁止」なはずです。
でも、目の前にある山に顔を近づけても、別に悪臭はしない感じでしたが・・・。

 

こっそり買って持ち帰っても、この硬い殻を割るのは無理だろうと思い、一旦は諦めました。
しかし、果物コーナーを見て回っていたら、なんと「パック詰め」がありました。

 

日本でも、パインやメロンなどは、カットされて「食べるだけ」の状態のものが、パックで売られていますよね?
あれと同じスタイルで、剥き身のドリアンが売られていたのです。

 

値段は16元。(日本円にして200円ほど)
パックには3個ほど入っている様でした。

 

これは・・・ちょっと買ってみよう、と言う気になりますよね?
念の為に、パックに顔を近づけて匂いを嗅いでみましたが、別に悪臭は感じません。

 

・・・ところが。
レジに並んでいる最中に、ものすごい匂いがし始めました。

 

父が言っていた様な「毒ガスの様な、一種、異様な匂い」です。
数人を経て、自分の会計の番になる頃には、ほぼ私は涙目状態でした。

 

レジで、わざわざビニールの袋をもらい、ぐるぐる巻にして持っていたバッグへ入れたのですが・・・。
それでも臭ってきます。

 

「このバッグ、もう使えないだろうな」と思うほどの強烈さでした。

ここまで危険なブツとは思いませんでした。

 

店を出て、人気の無い公園へ入ると、「とにかく、早く始末してしまおう」という気分でパックを開けました。
息を止め、口に入れてみると・・・まず、「柔らかい」と感じました。

 

食感は、繊維質の果物が柔らかくなった感じですね。
確かにクリームの様な舌触りですが、「王様」と言うほどかどうか・・・?

 

味は、驚くほどの美味とは感じませんでしたが、果物は個体差がありますしね。

その後は、自分の体の匂いが心配で、気が気ではありませんでした。

 

まぁ、実際には、そこまで心配する必要は無かったのですが・・・それほどまでに、匂いは強烈でしたね。

 

今にして思えば、スーパーでパック入りを買っても、「美味しいワケが無い」という気がします。

 

そうではなくて、現地で完熟した状態で食べるのが「本物」なのでしょう。

 

いろいろと書きましたが、もし、もう一度食べるチャンスがあったら、やっぱり、もう1度食べると思います。

 

珍しい野菜と果物   

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